日頃から僕の活動に対してご理解と多大なるご協力をいただき、充実した選手生活を送れていることに心より感謝申し上げます。
ナショナルチーム(日本代表)2年目となる今シーズンは、11月から米国コロラド州での&tomoka主催の合宿から雪上トレーニングを開始しました。
ナショナルチームとしての遠征は12月のヨーロッパカップ参戦からスタートしました。ジュニアの大会でしたが決勝に進出し、準優勝するなど幸先の良いスタートとなりました。年明けからナショナル合宿を挟んで、韓国・カナダの大会に出場。そのカナダでの大会でレース中に転倒し、隣の選手と接触、左前腕を20針縫う大怪我を負ってしまいました。
最低限の処置で帰国し、改めてドクターの診察を受けた結果、筋断裂の他に神経断裂も発覚し神経縫合のための手術を受けました。
練習再開までの間には国内で行われた全日本選手権、北海道選手権、全日本ジュニア選手権の3連戦やアジアチャンピオンシップ(韓国)への出場を予定していましたが全てキャンセルすることになりました。手術に関してはドクターの協力もあり、3月末のジュニア世界選手権への出場は叶いましたが、約1ヶ月間練習ができない期間の影響は大きかったです。
高校生活最後となったシーズンでしたが、この3年間を振り返るとN高等学校の絶大なるサポートのおかげで充実した選手生活を送ることができました。卒業式にも学校から出席して欲しいとの調整を受けたのですが、ジュニア世界選手権出場のためオーストリアに行っていたので欠席とさせていただきました。
卒業式ではアスリート特別賞という名誉ある賞をいただくこともできました。
この受賞のために卒業式に出席したかったのですが、現地からビデオメッセージという形で参加させていただきました。このビデオメッセージは校長先生や担当の先生方にも喜んでいただきました。3年間本当にありがとうございました。
また今シーズンからは世界の頂点を狙っていくためにAMICSSスノーボード様にサポートしていただけることになりました。遠征のことも考慮していただき本当にありがとうございました。怪我がなければもっとたくさんの大会に出場したかったです。
小学生のころから僕のゴーグルを提供してくださっている株式会社デューク様はこのシーズンからなんとD:RECT.ゴーグルがFISで使用できるように登録してくださいました。あらゆる規格をクリアするために世界に一つだけのモデルを作っていただき今シーズンの遠征をサポートしていただきました。
この春、北海道文教大学(北海道恵庭市)に入学しました。入試も僕の遠征などの都合を考慮していただき本当にありがとうございました。無事試験に合格できて良かったです。これからは北海道文教大学の名前を背負わせていただきます。
その他にもこれまでと変わらぬサポートをしてくださるメーカーの皆様、企業の皆様には感謝の言葉しかありません。
来シーズンはこれまで以上に結果を求められるシーズンとなります。
今回のように怪我をすることなく、結果を出せるようにオフでのトレーニングやシーズン中の動きなど、大学生として、そして日本代表としての自覚と責任を持った行動をと取っていきます。
まだまだ人間として選手として未熟な僕ですが、引き続き皆様の変わらないご理解とご協力をいただけると幸いです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。